米航空宇宙局(NASA)の研究技術者で九州大学大学院客員准教授の
岩下友美さんが開発した、人の影の形や動きから歩く姿を割り出し
その違いによって個人を特定する世界初の技術が開発されました。
飛行船やビル屋上のカメラから犯罪容疑者を特定したり
迷子や徘徊している高齢者を見つけたりすることが出来るそうで・・・
この、歩く姿から個人を特定する技術は、「歩容認証」といわれ
欧米や日本で1990年代から研究が本格化し
諮問と同様にひとりひとり異なる姿勢、腕の振り方、歩幅などを解析し
事前に登録したデータとつき合わせて個人を識別するそうで
顔が見えなくても人物を特定できるのが利点で、4千人のうち9割以上を見分けた
実験結果もあるそうです。
ただし、カメラの位置によっては歩く姿をはっきり捉えられず
判断が難しくなる欠点もあったのだそうです。
これに対し岩下さんの研究では高原の位置次第で影がくっきり映ることに着目し
個人特定に結びつけることに成功したそうです。
今後の岩下さんの目標は1万人を制度100%で特定することだそうで・・・
前出のピースの指紋、写メの瞳、そして今回の影と
私たちのプライバシーはどんどん外堀から埋められていく・・・
今後はどこにいても何をしててもその気になれば個人を特定される。
そんな世の中になっていくようです・・・。
便利になったのか? 窮屈になったのか・・・???
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