看護専門学校に通うシングルマザーが
入れ墨を理由に休学処分を受けたことは不当だとして
学校を運営する医療法人に約540万円の損害賠償を求め
東京地裁に提訴したそうです。
女性は職業訓練の給付金制度を利用し昨年4月に同校に入学。
清拭の演習で服を脱ぐ必要がある為、背中に入れ墨があることを
教員に告げたところ、1年間の休学処分を受けたそうで
処分通知には、入れ墨を消せば復学を認めると書かれていたそうです。
女性は入れ墨を消すには200万円かかり、子育てをしながら
費用を捻出するのはきわめて困難で、事実上の退学処分だと主張しているそうです。
そして、入学資格に「入れ墨がないこと」とは規定されていないと言っているそうです。
さて・・・この問題 難しいですね?
一昔前に比べると「入れ墨」に対する考え方が変わってきているのも事実。
しかし、まだまだ世間では完全に受け入れられてるとはいえないのも事実。
手や足に入れ墨があると看護中に見えてしまう。
さすがにそれはまずいでしょうが、
背中だと、普通に生活していたり、普通に仕事している限りは見えません。
でもスタッフ同士ではロッカールームとかでわかるでしょうね・・・
私は病院と鍼灸院接骨院系しか勤務経験がありません。
若い頃は病院勤務が長かったので、看護師さんとも一緒に仕事をしていました。
そのみんなが入れ墨があったのか?なかったのか?
それはわかりません。
でも、「○○さん、入れ墨あるんだよ?」なんて聞いたことがありません。
白衣の天使(古い?)が背中にもんもんを背負っている?
ちょっとイメージがわきません。
判決が出るまでは軽はずみなことはいえませんが
10年前と今では違うでしょうし
10年後はまた違った判決が出るかもしれません。
まだ少し時代が早いような気がしますが
いかがでしょうか・・・・?
本日も午後6時まで診療しております。
明日11日(土曜日)は休診ですので、よろしくお願いいたします。