入れ墨で休学

2017.02.10

看護専門学校に通うシングルマザーが

入れ墨を理由に休学処分を受けたことは不当だとして

学校を運営する医療法人に約540万円の損害賠償を求め

東京地裁に提訴したそうです。

 

女性は職業訓練の給付金制度を利用し昨年4月に同校に入学。

清拭の演習で服を脱ぐ必要がある為、背中に入れ墨があることを

教員に告げたところ、1年間の休学処分を受けたそうで

処分通知には、入れ墨を消せば復学を認めると書かれていたそうです。

 

女性は入れ墨を消すには200万円かかり、子育てをしながら

費用を捻出するのはきわめて困難で、事実上の退学処分だと主張しているそうです。

そして、入学資格に「入れ墨がないこと」とは規定されていないと言っているそうです。

 

さて・・・この問題 難しいですね?

一昔前に比べると「入れ墨」に対する考え方が変わってきているのも事実。

しかし、まだまだ世間では完全に受け入れられてるとはいえないのも事実。

 

手や足に入れ墨があると看護中に見えてしまう。

さすがにそれはまずいでしょうが、

背中だと、普通に生活していたり、普通に仕事している限りは見えません。

でもスタッフ同士ではロッカールームとかでわかるでしょうね・・・

 

私は病院と鍼灸院接骨院系しか勤務経験がありません。

若い頃は病院勤務が長かったので、看護師さんとも一緒に仕事をしていました。

そのみんなが入れ墨があったのか?なかったのか?

それはわかりません。

でも、「○○さん、入れ墨あるんだよ?」なんて聞いたことがありません。

 

白衣の天使(古い?)が背中にもんもんを背負っている?

ちょっとイメージがわきません。

 

判決が出るまでは軽はずみなことはいえませんが

10年前と今では違うでしょうし

10年後はまた違った判決が出るかもしれません。

 

まだ少し時代が早いような気がしますが

いかがでしょうか・・・・?

 

 

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