糖尿病治療のため、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った
膵島(すいとう)をサルに移植し、血糖値を下げることに成功した
とする研究成果を東京大学などがまとめた。
5年後に患者に移植する臨床研究を始めることを目指しており、
7日から仙台市で始まる日本再生医療学会で発表する。
膵島は、膵臓にある細胞の集まりで、血糖値を下げるインスリンを分泌する。
宮島篤・東大教授(分子細胞生物学)らは、人のiPS細胞で作った膵島数万個を
極細のチューブに封入し、糖尿病の小型サル「マーモセット」3匹の腹部に移植。
数日後に血糖値が正常値に下がり、20日後まで持続したことを確認した。
糖尿病治療では、脳死した人からの膵島移植が行われているが、
提供者が不足している。
iPS細胞を使えば、人工の膵島を大量に作れる可能性がある。
先日の3Dプリンターに続き、今度はiPS細胞。
今まで脳死者からの移植に頼っていたものが
どんどん作成できるようになっています。
厚生労働省の「患者調査」によると、糖尿病の患者数は316万6,000人(平成26年)
前回(2011年)調査の270万から46万6,000人増えて、過去最高となっていまして<a href=”tel:0463718115″>0463-71-8115</a>
この患者さんたちに必要な人工膵島が作成できることは、うれしい限りです。
本日も午後6時まで診療しております。