大船渡・佐々木の登板回避問題

2019.07.30

第101回全国高校野球選手権岩手大会 

▽決勝 花巻東12―2大船渡(25日・岩手県営)

【写真】「これで壊れるならプロに行っても壊れる」と智弁和歌山の高嶋仁前監督

 今秋ドラフトの目玉、大船渡の佐々木朗希投手(3年)は、

決勝で登板のないまま花巻東に敗れ、自身初の甲子園出場はならなかった。

24日の準決勝・一関工戦で9回129球を投げての連戦。

国保陽平監督(32)は「故障を防ぐために起用しませんでした」と説明した。

この一戦について、野球関係者らがさまざまな意見を寄せた。

 巨人・原監督

「本人と監督さん、関係者を含めて苦渋の決断だったんじゃないかなと察します。

彼と皆さんで決断したことが僕は正しかったと思います。

(佐々木くんは)もう例えようのない選手だなと。

ぜひ、甲子園の舞台で見てみたかったな、というのは率直な意見です」

 西武・辻監督

「本人も『次勝たないと、1回戦敗退と一緒』って言っていた。

(監督も将来を考えての判断)だと思うけど(準決勝の)展開的にも、

代えて連投させるべきだったんじゃないのかな。

ファンは見たかったと思うし」

 西武・高橋光(13年夏の甲子園優勝投手)

「高校球児にとって甲子園は特別な場所。

球数とかも言われてるし、仕方ないけれど、

僕が佐々木くんの立場だったら投げたいって思いますね」

 楽天平石監督

「投げてないの? あれだけ足上げてもバランス崩れないのがすごいよね。

甲子園で勝ち上がってきたチームがどう攻略するか見てみたいと思うけどね」

 ヤクルト・小川監督(習志野高OB。地方大会、甲子園とも全試合完投した最後の優勝投手)

「難しい判断。第三者が言うことじゃない」

 落合博満・元中日監督(都市対抗大会決勝で古巣・東芝府中のユニホームを着て人生初の始球式に登板)

「周りがとやかく言うもんじゃない。監督が最善策で考えたこと。

勝った、負けたで、いろんなものがあるけど、議論しちゃいけない」

 

~~~~報知新聞より~~~~

 

色々な考え方があるので、一概にはどれが正解とは言えないと思います。

ただ・・・今回が最後の甲子園いけるかもしれない立場だったチームメイトの

ほかの3年生達はどう思ったんでしょう?

ちょっとそんな事を考えてしまいました・・・。

 

▲ Page Top