ビールと炭水化物のはなし

2016.12.26

 

ビールを飲むと太るので、焼酎にしましょう。

 

よく聞く話ですよね?

ところが・・・・

このたび「ビールには人間が利用できる炭水化物は

ほとんど含まれていない」といううわさが・・・・

 

炭水化物というと「でんぷん」が思い出されると思うのですが

このでんぷんは、ブドウ糖(単糖)がたくさんつながって出来ています。

このブドウ糖が増えると血糖値があがるわけですね。

 

炭水化物というものは、このでんぷんと同じように

単糖がたくさんつながっているものの総称です。

しかし、炭水化物の中には人間の消化酵素では分解できず

エネルギー源としては使用できないものがあるそうなんです。

そこで、炭水化物の中でも利用できるものを「糖質」

利用できないものを「植物繊維」と呼んでいます。

つまり「炭水化物」=「糖質」+「植物繊維」

ということは・・・・「糖質」=「人間が利用できる炭水化物」というわけです。

 

 

さてビールに話を戻します。

実は食品中の炭水化物の量を調べるのはかなり大変なことだそうで

まず最初にたんぱく質や脂質などのほかの成分量を調べ

残ったものは炭水化物でしょう。という決め方をしていたとのこと。

 

これを「差し引き法」というのだそうですが、あまりにもアバウトな為

国際法で「利用可能炭水化物量」という精査の仕方が考案されたそうです。

 

そしてビールを調べてみたら、ビールの中に人間が利用可能な

炭水化物がほとんど入っていなかった ということになったそうです。

 

でも・・・・はたしてそうなのか・・・?

 

ビールばかり毎日飲んでいると太りませんか??

つまみが影響してるのでしょうか?

これでビール解禁 と浮かれるのではなく

まだまだ今後の推移も見守る必要がありそうです。

 

 

 

 

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