高齢者に多種類の薬が処方され副作用で体調が悪化するケースが目立つことから、
厚生労働省は17日、有識者検討会の初会合を開き、
薬の処方適正化に向け検討に乗り出した。
患者の診療情報など医療ビッグデータを使って処方や副作用の実態を調査し、
2018年度内の医療者向けガイドライン(指針)策定を目指す。
検討会は、薬の専門家ら19人で構成し、印南一路・慶応大教授が座長を務める。
今夏に高齢者への処方のあり方など検討課題を整理し、
18年度末をめどに最終的な取りまとめを行う。
多様な医療現場で役立つ対策のほか、医師や薬剤師が連携して
一人の患者の服薬情報を管理する方法、
糖尿病や認知症など疾患別の対策などが論点となりそうだ。
お薬を、10種類以上も服用し
それでおなかいっぱい・・・。
確かに必要なお薬はあります。
しかしその一方で、必要の無い処方も増えているのも現実。
出来るだけ最小限のお薬で済むようになったら良いと
切に願います。
本日も午後6時まで診療しております。