脳梗塞にも光明?
脳梗塞とは、大脳や小脳の中を走るくもの巣状の血管の一部が
遊離してきた血栓などによって詰まってしまい
その先の神経細胞に血液が行かなくなって
神経細胞が死んでしまう病気。
今まで、死んでしまった脳細胞は二度と再生せず
かろうじてその付近に有った細胞が、その代わりをしてくれることで
ある程度の回復を見込まれる。
それが定説でした。
ところが・・・・
今回、兵庫医科大学のグループが脳細胞の組織の中に神経細胞を作る
組織があることを発見し それを採取、培養して移植することで
死んでしまった脳細胞を再生させることが出来る研究を始めたそうです。
もしこれが実現できれば、脳梗塞の後遺症で悩んでいた方々に朗報です。
今まではリハビリによって、なんとか今までに近いような状態に持っていくのが精一杯で
それもかなり大変な作業でした。
本人の折れそうな心を、なんとか励まし そして本人もつらいリハビリを・・・
それを覆すことの出来る研究。
ぜひ近い将来、実現できることを望みます・・・。