犬を飼うということ

2019.11.04

犬を家族に迎え入れたいなぁ、と考えるあなた。

犬の一生に責任を持つ覚悟はありますか? 

今回は、犬と生活する暮らしが向いていない人の特徴を考えます。

犬をかわいいからという理由だけで迎え入れないでください。

犬の一生に責任を持てない、人と犬の幸せを考えられない人は、

犬との暮らしは向いていないでしょう。

犬は飼い主を選べません。こんな気持ちならどうか犬を飼わないで!

特徴① 犬を飼える住環境が整っていない人

「ペット可住宅じゃないけど大丈夫!こっそり飼えばわからないから。」

「家族全員が賛成しているわけでないけど飼っちゃおう!」

こういった考えを持つ人は、近隣トラブルからペットの退去指示が出たり、

犬を迎えてから家族に反対されたらどうするか考えていますか? 

犬を飼える住環境が整っていないなら犬を飼うことは考え直しましょう。

落ち着いてトレーニングもできず、鳴かないで、吠えないで、騒がないで!

と犬にやみくもにストレスを与える生活は、犬の問題行動につながります。

 

特徴② 犬と暮らすにはお金がかかることを理解できていない人

犬と暮らすにはお金がかかります。

日々の食費、ペットシーツ、犬の登録費、狂犬病予防注射、

混合ワクチン、フィラリア、ノミ・ダニ予防、健康診断、

去勢・避妊手術、病気やケガなどの治療費、トリミング代、

ペットホテル代など。

犬にかかる年間費用は約45万円とされており、

経済的余裕がないと、犬だけでなく人も生活が苦しくなることがあります。

(出典:アニコム家庭どうぶつ白書より)

特徴③ 犬の散歩やしつけはしなくていいと思っている人

「うちの子は小型犬だからお散歩はいらないの」

「自由に育てたいからしつけを行うつもりはない」

これは犬の生態を知らない考えであり、犬との暮らしは難しいでしょう。

犬はお散歩に出ることで、運動して外のニオイを嗅ぎ、

気分転換やストレス発散をしています。

また、他人に迷惑をかけることなく犬とよりよい生活をするには、

根気強くしつけを行うことが必要です。

自分の時間を犬の散歩やしつけ、お世話に費やせないのであれば、

犬は迎えず、まずはご自身の生活を大切にした方がよいでしょう。

犬の一生に責任を持てない人は、犬を飼わないで!

犬を飼うということは、その犬の一生を預かるということです。

ただ可愛いから、癒されるからという理由だけで、

大切な命に責任が持てないなら、人も犬も不幸にならないためにも、

犬を飼う前に自分自身に覚悟を問いかけてみてください。

犬と一緒に暮らす生活は、人と犬がお互いに愛し愛され、

限られた時間の中で幸せを感じて過ごす大切な時間であってほしいのです。

監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

~~~いぬのきもちWeb編集室より~~~

 

そうですね? いままで深く考えたことは無かったけれど

確かにその通りだと思います。

子供の頃、犬が欲しいと言った割には

世話は母親にまかせっきり・・・。

大人になって犬を飼ったら、世話は家内にまかせっきり・・。

可愛がるところだけのおいしい所だけ。

ちょっと頑張ってもっと世話をすることにします。

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