国立天文台と東京大などの国際共同研究チームは
27日、すばる望遠鏡(米ハワイ島)による観測で、
これまでで最も遠い130億光年先にある原始銀河団を発見したと発表した。
銀河が数百~数千個集まった銀河団は、
宇宙の大規模構造を形作る「屋台骨」とも言われ、
研究チームは「宇宙の構造がいつ、
どのようにできたかを知る重要な発見だ」としている。
論文は30日付の米天文学誌アストロフィジカル・ジャーナルに掲載される。
国立天文台の播金優一研究員らは、
すばる望遠鏡に130億光年先にある水素が放つ光を捉えるフィルターを付け、
くじら座の方角を観測。
12個の銀河が他の領域より密集した原始銀河団を見つけた。
別の望遠鏡による精密な距離測定で、
いずれの銀河も130億光年先にあることが分かり、
2012年にすばる望遠鏡が見つけた129億光年を更新した。
130億光年先の観測は、130億年前の姿を見ていることになり、
宇宙の誕生(138億年前)からわずか8億年後に原始銀河団が存在したことになる。
~~~時事通信社より~~~
130億年前の姿を見ているってスゴイ事ですよね?
これってある意味タイムマシンのような意味合いではないですか?
違うか・・・