天皇、皇后両陛下をお迎えし、2日に愛知県尾張旭市で開かれた全国植樹祭。
即位後初の地方行事で、天皇陛下は国民に丁寧な敬語表現を使い、
一緒に緑化活動を推進するよう呼びかけるなど国民目線のお言葉を述べられた。
お言葉の冒頭、陛下は「皆さんとご一緒に植樹を行うことを喜ばしく思います」とあいさつされた。
世界的な環境問題に関心を寄せる陛下は、健全な森林が地球温暖化防止などの役割を果たしていることに触れ、
「私たちに様々な恩恵をもたらしてくれる国民共通の財産」と強調。
植樹などを通して森林を造ることは「私たちに課せられた大切な使命」と述べられた。
~~中略~~
近代天皇制に詳しい瀬畑源・成城大非常勤講師の話
「天皇陛下が『皆さんとご一緒に』と国民に敬語を使われたことに驚いた。
陛下はこうした丁寧な表現を皇太子時代から使われているが、
天皇の言葉としては過去にはなかったのではないか。
陛下は、国民の中に分け入るという考えを示されており、
今回のお言葉も国民の目線に立つという意識の強さを感じさせた」
~~~読売新聞より~~~
「ご」が付いただけでニュースになります。
我々にはピンと来ませんが、明治・大正の時代には考えられない事だったんでしょう。
でも、すごく好感が持てます。
私は、今の天皇陛下より少し年下ですがほぼ同年代。
それだけでも親近感が沸きます。
どうか末永くお元気で公務をなさって下さい。
我々世代の自慢の天皇陛下でありますように・・・・。