大相撲

2019.05.13

元貴乃花親方(元横綱)の貴乃花光司氏が

社団法人「貴乃花道場」の設立を

所属事務所のホームページで発表したそうです。

 

青少年の育成を目的としているようですが

ちょっとくわしく見ていないのでわかりません。

 

さて、大相撲・・・先日NHKで特集でその歴史みたいなのをやってましたが

そこには一切出てこなかった「吉田司家」のおはなし・・・。

後鳥羽上皇より相撲の全権を任され、相撲の宗家として

吉田追風を名乗る家であり、江戸時代に考案された「横綱」や「行司」も

吉田家が許可、発行をしていたそうです。

大相撲の総元締めみたいなものですよね?

大相撲の神事もなにもかも、吉田司家の興行だったようなものです。

吉田司家とは、大きな大相撲の・・・

今で言えば、プロダクションみたいなものだったわけです。

 

実は、この吉田家はつい最近まで相撲界の宗家であったのですが

1986年(昭和61年)金銭問題の不祥事により吉田家が倒産

25世吉田長孝と春日野理事長との会談で、横綱授与の儀式を

全面的に協会へと委ねることとなり、ここで吉田司家から離れ

相撲協会に大相撲の主導権が移る事になります。

この吉田司家の不祥事とは、宗教法人吉田司家の事務職員が

野球賭博に手を染め、宗教法人の資金を使い果たした上に

25世吉田長孝名義の手形を乱発。

総額8億円の不渡り手形を出したそうです。

その後、吉田司家も家屋敷も手放したため当時ほどの勢いは無いものの

1995年(平成5年)に相撲協会との復縁に向けて協議をするも

復縁は実現せず、今も支援者と一緒に司家再興を模索していますが

相撲協会は、一切の反応を示していないそうです。

さすがにNHKもこのような報道は一切無く

吉田司家と大相撲の関係は抹消されたような形になっています。

ちょっと違和感を感じるのは何故でしょう・・・・。

 

公平中立な日本放送協会・・・。

いえいえ・・そんなことはありません。

われわれの業界や鍼灸をめぐる報道でも決して中立ではなく

偏向報道しているNHKなら、こういう番組作りも理解できてしまいます。

 

 

 

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