DNA鑑定

2019.04.05

ここ神奈川県には33の市町村があり

そのうち市は19、町は13、村は1となっています。

南側は海があり、その相模湾の西側の突起は真鶴町

東側は三浦市となっています。

その三浦市となじみの深い「三浦按針」

慶長5年3月16日、関が原の戦いの半年くらい前の事です。

豊後の国、今の大分県に漂着したウイリアム・アダムスが

徳川家康によって外交雇問となり、名前を与えられ

帯刀も許され、領土を持つことになったのが

この三浦市です。

しかし、家康死後は重用されることもなく

鎖国に伴い長崎の平戸に移っていたのでしょうか?

最後は平戸で死去したそうです。

 

一昨年(2017年)墓地の発掘調査を実施し頭蓋骨なで

複数の骨片が入ったつぼをみつけ骨の鑑定を依頼していたようですが

このたび、ヨーロッパ人男性であると確定され

ほぼウィリアム・アダムスの骨であるとみられているようです。

 

以下引用~~~~~

 

鑑定では、骨の残存状態が悪いため個人の特定に必要な

核DNAの抽出を断念。

母から子に受け継がれ祖先をたどることができる

ミトコンドリアDNAを分析した結果、

日本人には見られず北・西ヨーロッパ人に多い

ハプロタイプH1」と呼ばれる塩基配列を確認した。

 このほか骨に含まれるコラーゲンを抽出し、炭素成分を年代測定。

1590年から1620年に死亡した可能性が高いと分かった。

按針は1620年に死去している。

 

~~~~~~~引用終わり     長崎新聞社配信より

 

最近のDNA鑑定はどんどん進化しています。

古いお墓も調査することによっていろいろなことが判明します。

 

本当は仁徳天皇稜(大仙陵古墳)なども

調査すると、いろいろわかるんでしょうが

宮内庁管轄のああいうところは、アンタッチャブルな

モノなんでしょうかねぇ・・・・。

 

 

 

 

 

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