この季節になると、綺麗に咲くサクラ
色々な種類がありますが
その中でもソメイヨシノは有名です。
漢字では「染井吉野」と書くそうで
エドヒガン系の桜とオオシマザクラの交配によって
生まれたもので、江戸の染井村の名を取って付けられたそうです。
さて・・・このソメイヨシノ
お隣の国では、「ソメイヨシノ韓国起源説」があるのをご存知ですか?
その昔、韓国を日本が統治していた頃
沢山のソメイヨシノを植えたそうです。
韓国に行った事はありませんが、春には日本と同じような桜が
たくさん咲いているのでしょうか?
そして、韓国では「ソメイヨシノ」のことを「王桜」と呼んでいるそうで
1908年にフランス人神父が済州島に自生している王桜と呼ぶ桜を
採取してドイツの研究者に見せたところ
日本のソメイヨシノと同じであると認定されたそうなんです。
そして、1933年に京都大学の学者さんが、
「ソメイヨシノは済州島に自生していた。」なんて発表するもんですから
韓国にとっては、ソメイヨシノ=王桜ですから
「王桜は韓国自生の桜、それを日本が持ち帰って植えた。」
となったわけです。
ところが・・・・
2018年9月、韓国山林庁国立樹木園は(済州島の)王桜とソメイヨシノの
遺伝子を解析した結果、まったく異なる種であることが判明したそうです。
それでもソメイヨシノは王桜説は残っているそうで
済州島で調べた王桜5本のうち4本はソメイヨシノとの遺伝的関係は無かったものの
1本は同じ遺伝子を持っていることがわかりました。
この1本の木を根拠に、まだ韓国起源説の可能性も残されている。
との主張は繰り返されているようです。
さて・・・真相はいかに?
研究結果や史実から考えると、韓国起源説はかなり苦しく思えるのですが
まあ・・・桜には罪は無いので、どこが起源であろうと良いと思うのですが
なかなかそうもいかない事情もあるんでしょうねえ・・・。
さて、もうすぐお花見です。
あなたやわたしが見る桜は、どこからやって来たサクラなんでしょうねぇ・・・。