京都市は、人生の終末期の医療に備えて
自らの希望をあらかじめ書きとめておく
「事前指示書」を市民が作れるよう、
関連リーフレットと併せ、各区役所などで4月から配布を始めた。
人工呼吸器をはじめ、胃ろうなど人工栄養法や
看取(みと)りの場所といった希望を事前に
医師や家族らと共有する目的だが、
終末期医療に詳しい医師や法律家から
「人工呼吸器を使って生きる選択を難しくする」
と撤回を求める声が上がっている。
市の事前指示書は、意識のない状態や重度認知機能低下の場合、
「家族に延命治療の判断が求められる」とし、
胃ろうや「延命のための人工呼吸器」、点滴による水分補給、
最期を迎えたい場所など計10項目について
希望する・しないなどを選択式で記す。
「法的な拘束力はなく、内容はいつでも修正・撤回できる」と注釈を付けている。
このように行政が書類を作成したことについて異論があがっています。
もちろんこの書類には法的根拠も無く、
今後検討の余地があると思います。
本日も午後6時まで診療しております。