糖尿病にiPS細胞

2017.03.08

糖尿病治療のため、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った

膵島(すいとう)をサルに移植し、血糖値を下げることに成功した

とする研究成果を東京大学などがまとめた。

 5年後に患者に移植する臨床研究を始めることを目指しており、

7日から仙台市で始まる日本再生医療学会で発表する。

 膵島は、膵臓にある細胞の集まりで、血糖値を下げるインスリンを分泌する。

宮島篤・東大教授(分子細胞生物学)らは、人のiPS細胞で作った膵島数万個を

極細のチューブに封入し、糖尿病の小型サル「マーモセット」3匹の腹部に移植。

数日後に血糖値が正常値に下がり、20日後まで持続したことを確認した。

 糖尿病治療では、脳死した人からの膵島移植が行われているが、

提供者が不足している。

iPS細胞を使えば、人工の膵島を大量に作れる可能性がある。

 

先日の3Dプリンターに続き、今度はiPS細胞。

今まで脳死者からの移植に頼っていたものが

どんどん作成できるようになっています。

 

厚生労働省の「患者調査」によると、糖尿病の患者数は316万6,000人(平成26年)

前回(2011年)調査の270万から46万6,000人増えて、過去最高となっていまして<a href=”tel:0463718115″>0463-71-8115</a>

この患者さんたちに必要な人工膵島が作成できることは、うれしい限りです。

 

 

本日も午後6時まで診療しております。

0463-71-8115

 

 

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