網膜色素変性症で失明した患者さんに電子機器の「人工網膜」を植え込み
視力を回復させる研究を、大阪大学の教授らが進めているそうです。
網膜色素変性症は網膜内で異常が起こり、視野が狭くなったり
暗がりで見えづらいなどがおこる遺伝性の病気。
3,000人に1人が発症するとされ、進行すると失明につながる。
人工網膜はCCDカメラつきの眼鏡、カメラの画像情報を受け取り
送信する電子機器。画像情報を電気信号で再現する電極チップ
で構成される。
画像は白黒で、物体は黒い背景に白い点の集合体として認知される。
現在はぼやっと見える程度で視力0.1程度。視野も15度までが限界だそう。
それでも失明してしまった患者さんにとっては朗報で
白線に沿ってまっすぐに歩けたり、テーブルにある箸と茶碗が識別できたり
今後も改良によって色々なことが期待できると思います。
医療発展はどんどん進んでいく!
がんばって長生きしましょう。
本日も午後6時まで診療しております。