網膜色素変性症に光

2017.02.14

網膜色素変性症で失明した患者さんに電子機器の「人工網膜」を植え込み

視力を回復させる研究を、大阪大学の教授らが進めているそうです。

 

網膜色素変性症は網膜内で異常が起こり、視野が狭くなったり

暗がりで見えづらいなどがおこる遺伝性の病気。

3,000人に1人が発症するとされ、進行すると失明につながる。

 

人工網膜はCCDカメラつきの眼鏡、カメラの画像情報を受け取り

送信する電子機器。画像情報を電気信号で再現する電極チップ

で構成される。

 

画像は白黒で、物体は黒い背景に白い点の集合体として認知される。

現在はぼやっと見える程度で視力0.1程度。視野も15度までが限界だそう。

 

それでも失明してしまった患者さんにとっては朗報で

白線に沿ってまっすぐに歩けたり、テーブルにある箸と茶碗が識別できたり

今後も改良によって色々なことが期待できると思います。

 

医療発展はどんどん進んでいく!

 

がんばって長生きしましょう。

 

 

本日も午後6時まで診療しております。

0463-71-8115

 

 

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