花粉症と果物アレルギー

2017.02.06

花粉症のこどもの20.6%に口腔アレルギー症候群(OAS)

があることがわかりました。

この口腔アレルギー症候群とは

果物を食べたときに口やのどのかゆみやピリピリ感が

出現するものです。

 

花粉症の原因物質(アレルゲン)と似た物質は果物や野菜の中にも含まれていて

花粉症の患者が特定の果物や野菜を食べると

口や唇、のどなどにかゆみやピリピリ感を生じることがあります。

この症状をOASと呼びます。

OASを起こす可能性の高い果物に

りんご ・ 桃 ・ キウイ  ( ハンノキ ・ シラカバ )

スイカ ・ メロン   ( カモガヤ ・ ブタクサ )

などがあります。

 

ほかにもこの症状を起こす果物がありますので

花粉症の人で果物を食べたときに口や唇、のどなどに

かゆみやピリピリ感があったときは

すぐに摂取をやめ、かかりつけ医に相談することが

望ましいと思います。

 

ちなみに、OASを引き起こす果物のアレルゲンは熱に弱く

加熱してジャムなどにすれば食べられることもあるみたいですので

悲観せずに冷静に対処しましょう。

 

 

 

本日も午後6時まで診療しております。

0463-71-8115

 

 

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