クマの捕殺

2020.02.28

2019年4~12月に市街地に迫るなどして、

捕殺されたツキノワグマとヒグマの数が

環境省の集計で5667頭(速報値)となり、

年度内でありながら過去最多を更新中だ。

全国的にクマの分布域が拡大している上、

餌となる木の実が凶作で人里への出没が相次いだためとみられる。

冬眠期の12月に入っても200頭超を捕殺しており、

専門家は「暖冬の影響で冬眠が遅れ、

餌を探し回るクマが多かったのではないか」とみる。

 集計によると、クマの捕殺数は06年度の4679頭が最多。

出没が目立った東北や北陸では、冬眠に必要な栄養が足りず、

餌を求めてクマが行動圏を広げたとみられる。

 

~~~共同通信より~~~

▲ Page Top