人のすい臓をブタで作製

2019.12.07

明治大の長嶋比呂志専任教授(発生工学)のチームは

30日までに、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って

ブタの体内で膵臓をつくる研究計画を文部科学省に申請した。

了承されれば年度内にも研究を開始する。

 動物の受精卵に人のiPS細胞を入れた「動物性集合胚」をつくる手法は、

臓器を丸ごとつくり出せる可能性がある。

これまで東京大の中内啓光特任教授のチームがマウスや

ラットを使った実験を始めている。

臓器の大きさが人に近いブタで研究が進めば、

将来移植医療に役立つと期待される。

 文科省は、動物性集合胚を子宮に戻して動物を誕生させるのを

禁じてきたが、3月に研究が解禁された。

 

~~~kyodoより~~~

 

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