一滴の血液

2019.11.27

 東芝は25日、1滴の血液から

13種類のがんいずれかの有無を99%の精度で

検出できる技術を開発し、

2020年から実証試験を始めると発表した。

東京医科大国立がん研究センターとの共同研究に基づく成果で、

数年以内の実用化を目指す。

 血液中に分泌される「マイクロRNA」と呼ばれる

分子の種類や濃度を検査し、乳がんや膵臓がん、食道がん、

胃がん、大腸がんなど13種のがんについて、

ごく初期の段階でも発見できる。

実用化すれば、生存率が高まることが期待される。

 東芝はRNAを短時間で簡便に検出できるチップや

小型機器の開発に成功した。

2時間以内に結果が判明するという。

 
~~~共同通信より~~~
 

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