ヘルパンギーナ

2019.07.19

夏かぜ」の代表的な疾患で、高熱や口腔内の水疱などを伴う

ヘルパンギーナが首都圏で流行の兆しを見せている。

1日から7日までの1週間の患者報告数は、東京や神奈川など4都県で軒並み増加し、

警報基準値を上回る地域が出てきた。

前週と比べて2倍超の報告があった埼玉県は「1歳及び2歳の報告が多い」としている。【新井哉】

 この週の患者報告数は、東京都が前週比約2倍の2.77人、

埼玉県が約2.5倍の2.31人、神奈川県が約1.9倍の2.21人、

千葉県が約1.9倍の2.01人となっている。

 感染の拡大に伴い、警報基準値(6.0人)を超える保健所管内が出てきた。

東京都では江戸川保健所管内で警報基準値を上回る7.17人を記録。

埼玉県も「南部保健所管内(10.2人)で多い状況が続いている」と説明している。

 ヘルパンギーナは、高熱や口腔内の水疱・発赤を主症状とするウイルス性疾患で、

乳幼児が罹患するケースが多い。

2-7日の潜伏期間後、38度以上の発熱や口腔内に水疱が現れる。

 2-4日で熱が下がり、7日程度で治癒する。

熱や口腔内の痛みで食事や水分を十分に取れず、脱水になるほか、

熱性けいれん髄膜炎心筋炎といった合併症を生じる可能性がある。

患者のせきや、つばなどに含まれるウイルスによって感染する。

 

~~~~医療介護CBnewsより~~~~

 

ヘルパンギーナは飛沫感染と接触感染がおもな感染ルートです。

感染者のセキやクシャミ、それが着いた手や品物に触ることによっても

感染の可能性があります。

手洗いやマスクなどで感染を防ぎましょう。

気になった時は、すぐにお近くの医療機関へどうぞ・・・。

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