丸木船渡航

2019.07.12

国立科学博物館は7日、約3万年前に日本人の祖先が

大陸から日本に渡ってきた航海を再現するため、

手こぎの丸木舟が台湾を出航したと発表した。

日本列島西端の沖縄・与那国島を目指す。

 同館によると、7日午後2時38分(日本時間)ごろ、

丸木舟は台湾南東部の台東県の海岸を出発。

シーカヤックなどの経験豊富なこぎ手5人(男性4人、女性1人)が乗り込んだ。

与那国島までは直線距離で200キロ以上あり、夜通しこいで30~40時間かかる見通し。

3万年前の航海術を再現するため、GPS(全地球測位システム)などは使わない。

ただし、スタッフが乗り込んだ伴走船が並走する。

 アフリカで誕生した現生人類(ホモ・サピエンス)は、

3万年以上前に日本列島に渡来したと考えられている。

大陸からは、北海道▽対馬(長崎)▽沖縄――の3ルートでやってきたとみられ、

博物館を中心に、航海が必要で最も困難だったと考えられる沖縄ルートを

科学的に検証するプロジェクトを進めてきた。

代表の海部陽介・同館人類史研究グループ長は

「太古の祖先たちがどうやって困難な海を越えたのかという謎に、

初めて実証的に迫ることができると期待している」とコメントした。

 航海の経過は公式ツイッター(https://twitter.com/koukaiprj)などで公表している。

【大場あい】

~~~~毎日新聞より~~~~

 

はるか昔に海を渡ってきた祖先たち・・・。

この丸木舟が何艘 日本に上陸できたのでしょうか?

1説には、その後子孫が繁栄するためには5組のカップルが必要なんだそうです。

そうですよね? 1組や2組ぐらいでは、近親間の結婚によるDNAの問題等が発生し

繁栄するのは難しいのかもしれません。

 

 

▲ Page Top