こころはどこに?

2019.04.22

肝 心 脾 肺 腎 (心包)

胆 小腸 胃 大腸 膀胱 三焦

 

東洋医学で言う五臓六腑です。

もともとこの五臓六腑でいう臓器を

西洋医学の臓器の名前に訳したものですから

こんがらがってしまっていますが

東洋医学で言う「肝」は「肝臓」のことではありませんし

「心」は「心臓」のことではありません。

しかし、その作用は実に似通っていて

一言では言い表せませんが、この東洋医学の名称と

西洋医学の名称の一致は不思議なところです。

 

さて、東洋医学の話しはご興味がある方は個別に調べていただくとしまして

今回は「こころ」についてです。

さあ、「こころ」とはどこにあるのでしょうか?

心臓ですか? それなら胸にありますね?

脳ですか? それなら頭にあります。

 

私が学生の頃も授業でこの話になったことがあります。

私は胸と答えました。

心が痛い なんていうときは胸を押さえます。

心が痛む と言って頭を押さえる人を知りません。

 

でも、心臓はそういう感情を司りません。

感情を司るのは脳です。

 

では? なんで頭を押さえないで胸を?

それは感情の起伏によって脳が心臓に信号を出し

心臓がドキドキするからそこを押さえようとするのです。

では、やっぱり心臓がこころ???

どうなんでしょうね?

むしろみなさんにお聞きします。

「こころ」はどこにあると思いますか?

 

みなさんそれぞれ答えが違うと思いますが

その答えが、みなさんのそれぞれの「こころ」なんだと思います。

 

 

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