犬の嗅覚と乳がん

2017.03.27

犬は乳がんを患う女性の乳房に触れた布を

正確に嗅ぎ分けられることを示した診断試験の結果が

24日発表された。

奇抜だが将来性のある研究結果だ。

 試験を行ったフランスのチーム「Kドッグ(KDog)」によると、

ジャーマンシェパード2匹が、わずか半年間の訓練で乳がんを

100%探知できるようになったという。

この方法は簡単で体への影響もなく、安価に実施できることから、

マンモグラフィー利用が困難な国々での乳がん診断に革命をもたらす可能性がある。

 試験は、優れた嗅覚を持つ犬は乳がん細胞が持つ

独特のにおいを嗅ぎ分けられるとの仮定の下で行われた。

チームは、31人の乳がん患者から、がんを患う乳房に当てた包帯のサンプルを収集。

犬専門家の協力の下、ジャーマンシェパード2匹に、

がん患者の乳房に当てられた包帯とそうでない包帯を嗅ぎ分けるよう訓練した。

 6か月間にわたる訓練の後、2匹は今年1月と2月に行われた試験に臨んだ。

試験では、訓練で使用したものとは別の乳がん患者から集められた包帯31枚を使用。

1度の実験につき乳がん患者の包帯1枚と、非患者女性の包帯3枚が用意された。

1回目の実験で2匹はがん患者の包帯31枚中28枚を検知し、成功率は90%だった。

だが成功率は2回目の実験で100%に上昇した。

 研究チームは次に、より多くの患者と別の犬2匹による臨床試験を行う予定だが、

資金が不足している状態だという。

 

なるほど・・・・。

犬の嗅覚を利用するわけですね?

確かに、この方法なら身体に負担は無く費用も安価で済む。

考えたものですね?

あとは常時確立100%を維持できるかどうか?

それと根拠が犬の嗅覚だけ! というところが気になります。

 

 

 

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