がん細胞の栄養源を断ち、「兵糧攻め」にする新たな化合物を開発し、
増殖を抑えることに成功したとする研究成果を、
大阪大学の金井好克教授(薬理学)らのチームがまとめた。
マウスで効果を確認しており、2018年度から薬剤として
患者に使用する臨床試験(治験)を阪大病院で開始し、
新治療薬の開発を目指す。
15日から長崎市で始まった日本薬理学会で発表する。
がん細胞は表面のたんぱく質の「入り口」から、
栄養源のアミノ酸を取り込んで増殖するとされている。
チームはこれまでに、様々ながん細胞に共通して存在する
「LAT1」と呼ばれる入り口を特定。この入り口を塞ぎ、
がん細胞へのアミノ酸の補給を阻む化合物を開発した。
今度は兵糧攻めですか・・・。
たしかに栄養源を絶ってしまえば繁殖することはありませんね?
進歩は着々と・・・そして静かに進んでおります。
本日も午後6時まで診療しております。