がん細胞を兵糧攻め

2017.03.17

がん細胞の栄養源を断ち、「兵糧攻め」にする新たな化合物を開発し、

増殖を抑えることに成功したとする研究成果を、

大阪大学の金井好克教授(薬理学)らのチームがまとめた。

 マウスで効果を確認しており、2018年度から薬剤として

患者に使用する臨床試験(治験)を阪大病院で開始し、

新治療薬の開発を目指す。

15日から長崎市で始まった日本薬理学会で発表する。

 がん細胞は表面のたんぱく質の「入り口」から、

栄養源のアミノ酸を取り込んで増殖するとされている。

 チームはこれまでに、様々ながん細胞に共通して存在する

「LAT1」と呼ばれる入り口を特定。この入り口を塞ぎ、

がん細胞へのアミノ酸の補給を阻む化合物を開発した。

 

今度は兵糧攻めですか・・・。

たしかに栄養源を絶ってしまえば繁殖することはありませんね?

 

進歩は着々と・・・そして静かに進んでおります。

 

 

本日も午後6時まで診療しております。

0463-71-8115

 

 

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